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『昼は眩しくて美しい』
『夜は暗くて汚い』
美しくあり続けなければダメなんだ。

前を向くことが辛くて
後ろを振り返ることも許されなくて
もう頑張れないかもしれない。

「自分のペースで良い」
「立ち止まって空を見てみなよ」
教えてもらった。　

冬の夜は寒いけど暖かくて
イルミネーションはとても綺麗で
ずっとは頑張れないかもしれないけど
うん。たぶん大丈夫だと思う。

細目 見上げる 眩げな晴天に
うんざり 手をかざし
陰を追う
人目 集める 賑やかな陽だまりに
げっそり 一歩引いて
息をつく

ねぇ どうして 前だけ向けるの？
目霞み 何も見えないよ
夜に背を向け走ればいいの？
あちらの甘い水の方へ

大丈夫 大丈夫
「いい天気」好きな空でいいから
後ろ 向いて 苦い 暗夜と
眺め 触れて 語り 伝う
さぁさ 手の鳴る方へ
今日はいいことあるかもね

わからない（そう）
どこに行けばいいのか
教えて

ねぇ
あの日向の夢
ねぇ
あの朝日の影
昼に背を向け歩き続く
こちらの苦い水の方へ

大丈夫　大丈夫
「いい景色」好きな場所でいいから
弱く 潜む 甘い 白昼
覗き 寄せて 響き 紡ぐ
さぁさ 手を鳴らそうね
今日はいいことあるかもね

あぁ 騒がしい金色
あぁ すれ違う鮮紅
あぁ しわ寄せの紺碧
あぁ 意味のない純白

どうして どうして
世知辛い思いを続けながら
絶えず　絶えず　絶えず　絶えずに
瞑り 足掻き 叫び 歌う
答え 得られなくとも

大丈夫　大丈夫
これからの全てが間違いでも
いいよ 全部 無意味ではない
眺め 触れて 語り 伝う
さぁさ 手を合わせたら
今日はいいことあるかもね

俯きながら
瞑り 足掻き 叫び 歌う
答え 得られなくとも
さぁさ 手を差し伸べて

このままでいい どんなボクだって
ボクである限り
天の声の心を込めた
Heavenly Whisper for you